糖質制限の真実 ⑥

さて、前回の糖質制限の真実⑤の続きです。

では早速、答え合わせからいきましょう!

 

答えは【筋肉が減ってしまうから】

 

何のことかわからない人は、前回の内容をご覧下さいね^^

そもそも、身体に入ってくる糖質(ブドウ糖)が不足すると、

身体のなかの「あるもの」を切り崩して、その不足分を補おうとします。

まさに、貯金を切り崩すイメージですね。笑

 

タンパク質

脂肪

 

前回も言いましたが、それがこの2つです。

ここで…「脂肪が減ってくれて良いじゃん」

 

と思うかもしれませんが、待って下さい!

もう一つ、タンパク質が減ってしまうリスクを忘れてはなりません!

そして、タンパク質が削られるときには「あるルール」が存在します。

 

その「あるルール」とは、

【生命維持にあまり関係のないタンパク質から削られていく】というもの。

 

例えば、心臓の筋肉・血管・内臓…

これらもタンパク質で作られていますが、生命維持にとってはかなり大事ですよね?

なので、こういった器官からいきなり削られることはありません。

 

では、どういったものから削られるのか?

それは皆さん、お察しの通り、

⬆︎ 身体の筋肉である【骨格筋】です ⬆︎

 

 ここで、全てが繋がります 〜

糖質制限の真実④でお話していた、5番目の「基礎代謝が下がる」というリスクに。

 

糖質制限を行う
⬇︎
身体に必要な糖質(ブドウ糖)が不足する
⬇︎
不足分を他のもの(筋肉や脂肪)で補う
⬇︎
筋肉が少しずつ削られていく
⬇︎

筋肉量が減って基礎代謝が下がる

 

まとめると、こんな感じになります。

実際、当スタジオに来られるお客さまは、過去に糖質制限をされていた方も多いのですが、

 

「確かに!筋肉量が減っていきました!」

「トレーニングしても、全然筋肉が付きにくかったです!」

 

といったリアクションが多いんですよね。

エクササイズして、筋肉量を増やして基礎代謝を上げて・・・

というプロセスで痩せようとしてる人からすれば、これほど意味不明なことはありません。

 

まさに、本末転倒

なので、皆さんぜひ知っておいて下さい!

糖質制限の裏側には、このような弊害が潜んでいることを!

 

ネットや書籍にはいろんな情報があふれていますが、何か不具合が生じた場合は、

【その情報は本当に正しいのだろうか?】と、疑ってみることをオススメします。

皆さん、これからは糖質をとりながら「正しいダイエット」を行なっていきましょうね^^