かなり前のブログになりますが・・・
本日は、糖質制限の真実③の続きの内容です。
① リバウンドのリスクがきわめて高い
② ストレスの元となる
③ 一生は続けられない
④ 低血糖症になりやすい
⑤ 基礎代謝を下げるリスクがある
⑥ 脂肪の燃焼を妨げる
前回までは、この6つのリスクのうち①~④までをお話してきました。
さあ、今日は⑤の「基礎代謝を下げるリスクがある」についてご紹介します。
基礎代謝って、ダイエットではかなり重要だと言われていますよね?
糖質制限をすると、実はこの基礎代謝が下がるリスクが高まります。
※ もう少し正確に言えば、基礎代謝というよりも「筋肉量が落ちるリスクが高くなる」
まず、糖質をカットし始めると、脳や全身で使われる糖質(ブドウ糖)が足りなくなります。
特に、脳は24時間ずっと糖質を消費し続けており、
【基礎代謝レベルでも、1時間に約5gの糖質(ブドウ糖)を使っている】
つまり、ただ生きているだけでも、1日最低でも「120g(5g×24時間)」の糖質(ブドウ糖)が必要なのです。
これに加えて、仕事で頭を使ったり、歩いたり、運動やスポーツなどをすると、さらに消費量は上がります。
さて、まずこの時点で、多くのパーソナルジムで行われている、
【1日の糖質量は100g以内に抑えて下さい!】
という指導内容ですが、これを聞いて、
「ん…?なんか矛盾してない?」
と、賢い人なら気が付くはずです。
「はい、その通り」
24時間、何もしないでも120gの糖質が使われるのに、1日の上限が100g以内というのは計算が合いません!
決して、他のパーソナルジムを批判するわけではありませんが・・・
「なかなか無茶苦茶なこと言ってるなー」
と思ってしまいます。笑
「では、不足した糖質はどうなったの?」
という疑問については、今回のテーマである「なぜ糖質カットで基礎代謝が落ちるのか?」という部分と最終的につながってきます。
でも、今日はもう長くなってしまうので、ここから先は次回のブログにて^^