骨盤前傾(反り腰)の悩み ④

いよいよ「骨盤前傾(反り腰)の悩み」シリーズのラストです。

 

骨盤前傾 ◆

➡︎ 前ももの筋肉太り
➡︎ 外ももの筋肉太り
➡︎ ふくらはぎの筋肉太り
➡︎ ヒップのボリューム感
➡︎ 腰痛
➡︎ お腹の張り出し

➡︎ 内もものたるみ

 

最後は「内もものたるみ」についてです。

そもそも骨盤を垂直に保つには、色々な筋肉が力を発揮していることが大切なのですが、

内ももの筋肉は、その中でもかなり重要な位置付けにあるのです。

 

理由としては、

エクササイズで内ももの筋肉に刺激を入れてあげると、前傾していた骨盤が垂直に戻るケースが多いからです。

つまり、内ももの筋肉がしっかりと活性化していないと、骨盤を垂直に固定できないのです。

 

そして、ここで大切なのは、

内ももの筋肉が上手く使われていないから「内ももの脂肪が燃えにくい」ということ。

これは、私のブログで何度も出ていますが、筋肉が上手く使えないと「脂肪がつきやすくなる」という理由からです。

 

さらに、骨盤が前傾している人たちは、「前もも・ふくらはぎ」が筋肉で太くなりやすい傾向がありましたよね?

(骨盤前傾(反り腰)の悩み①より)

そうすると、ますます内ももの筋肉が働きにくくなってしまうのです。

 

なぜかというと、

【内ももの筋肉に対して、前ももやふくらはぎが強くなりすぎる】から。

 

理想的なのは、それぞれの筋肉にうまく負担が分散されている状態なのですが…

どこかの筋肉が弱いと、ほかの筋肉でそれを補おうとしてしまいます。

今回の例だと、内ももが弱いので、前ももやふくらはぎが代わりに頑張らなければならない。

 

例えるならば、

「職場で誰かが仕事をサボっているから、周りの人たちにそのしわ寄せがいく…」

といった感じでしょうか。笑

 

これも、相当な悪循環ですよね?

断ち切るには、エクササイズで内ももの活性化を図り、骨盤を垂直に固めていくこと。

そして、前ももやふくらはぎに過度な負担がかからないようにしていくこと。

さらに、ヒップのインナーマッスルの活性化や、体幹(コア)の正しい使い方、正しい姿勢を記憶するためのエクササイズなどを行うとより効果的です。

 

まあとにかく…!

骨盤前傾(反り腰)をほったらかしにするのは明らかにマイナスなのです。

キレイな身体をつくるには、正しい手順が確実に存在します。

 

何の根拠もなく、ただただ我流で行なっていくのはかなり危険です。

一人で悩まずに、困った時には僕らプロのトレーナーに相談してみて下さいね。

一番、効率の良い最短コースで、あなたの身体を変化させていくことができますよ^^