さて、前回の糖質制限の真実⑤の続きです。
では早速、答え合わせからいきましょう!
答えは…【筋肉が減ってしまうから】
何のことかわからない人は、前回の内容をご覧下さいね^^
そもそも、身体に入ってくる糖質(ブドウ糖)が不足すると、
身体のなかの「あるもの」を切り崩して、その不足分を補おうとします。
まさに、貯金を切り崩すイメージですね。笑
◆ タンパク質
◆ 脂肪
前回も言いましたが、それがこの2つです。
ここで…「脂肪が減ってくれて良いじゃん」
と思うかもしれませんが、待って下さい!
もう一つ、タンパク質が減ってしまうリスクを忘れてはなりません!
そして、タンパク質が削られるときには「あるルール」が存在します。
その「あるルール」とは、
【生命維持にあまり関係のないタンパク質から削られていく】というもの。
例えば、心臓の筋肉・血管・内臓…
これらもタンパク質で作られていますが、生命維持にとってはかなり大事ですよね?
なので、こういった器官からいきなり削られることはありません。
では、どういったものから削られるのか?
それは皆さん、お察しの通り、
⬆︎ 身体の筋肉である【骨格筋】です ⬆︎
〜 ここで、全てが繋がります 〜
糖質制限の真実④でお話していた、5番目の「基礎代謝が下がる」というリスクに。
糖質制限を行う
⬇︎
身体に必要な糖質(ブドウ糖)が不足する
⬇︎
不足分を他のもの(筋肉や脂肪)で補う
⬇︎
筋肉が少しずつ削られていく…
⬇︎
筋肉量が減って基礎代謝が下がる
まとめると、こんな感じになります。
実際、当スタジオに来られるお客さまは、過去に糖質制限をされていた方も多いのですが、
「確かに!筋肉量が減っていきました!」
「トレーニングしても、全然筋肉が付きにくかったです!」
といったリアクションが多いんですよね。
エクササイズして、筋肉量を増やして基礎代謝を上げて・・・
というプロセスで痩せようとしてる人からすれば、これほど意味不明なことはありません。
まさに、本末転倒…
なので、皆さんぜひ知っておいて下さい!
糖質制限の裏側には、このような弊害が潜んでいることを!
ネットや書籍にはいろんな情報があふれていますが、何か不具合が生じた場合は、
【その情報は本当に正しいのだろうか?】と、疑ってみることをオススメします。
皆さん、これからは糖質をとりながら「正しいダイエット」を行なっていきましょうね^^