本日は、かなり前に書いた二の腕痩せの極意①の続きです。
(ずいぶんお待たせしてしまい、すみません…)
◆ 胸郭・・・①
◆ 肩甲骨・・・②
◆ 肩関節・・・③
ただ鍛えても痩せないタイプの二の腕には、この3箇所に上手くアプローチしていく必要があります。
このうち、①の「胸郭」はすでに説明したので、今回は②の「肩甲骨」の部分をお話していきますね。
まず、胸郭を整える
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次に、肩甲骨を正しいポジションに整える
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そして最後に、肩関節をはめ込む
全体の流れとしては、このようなステップで進めていきます。
そして、最後の肩関節をはめ込む時には、肩甲骨のポジションがとても大切になります。
イメージとしては、胸郭が肩甲骨の「土台」になり、肩甲骨が肩関節の「土台」になる感じですね。
肩甲骨のポジションは、4〜5つの大切な見極めポイントがあるのですが、それを全部紹介すると長くなるので…
今回は、その中でもかなり重要な部分をピックアップしたいと思います。
⬆︎このように、肩は肩甲骨から付いているのですが、その関節面に注目してみると・・・
⬆︎こんな感じで、通常は「やや上」を向いているのがわかると思います。
この上向きの角度は、「約5度程度」が正常であると言われています。
そして、このように「上に5度向いている」からこそ、肩関節の頭が上手く引っかかってくれるんです。
これは、骨と骨による「噛み合わせ」のようなもので、関節の安定性には絶対に欠かせないものです。
それに加えて、肩のインナーマッスルが協調して働くことで、さらなる安定性をもたらしています。
でも、肩甲骨のポジションが悪いと、この安定性のメカニズムが崩壊します。
例えば、猫背や巻き肩、肩甲骨が下がりすぎ、などのポジション不良が起きると、先ほどの「上向き5度」が失われます。
仮に、これが「上向き0度」になったとしましょう。
(⬆︎姿勢が悪くなるとこうなる)
見ての通り、「5度」では上手く肩が引っかかっていたのに、「0度」になると下にズレていきます。
肩甲骨という土台が安定しないので、肩の噛み合わせが悪くなり、
次のステップである「肩のはめ込み」が上手く行えなくなるのです。
そうすると、二の腕痩せにとっては明らかなマイナスとなります。
トレーニングしても二の腕がなかなか痩せない方は、実はこのパターンに陥っていることが多いのです。
この場合、「胸郭〜肩甲骨〜肩」といった上半身を整えていかなければ、根本的な解決はできません。
さて、あなたの上半身はキレイに整っているでしょうか?
と、今回はマニアックな感じになってしまいましたね。笑
ではここで、内容を整理してみましょう。
◆ 二の腕痩せには、上半身の姿勢がとても大切である。
◆ 上半身を整えるには「胸郭→肩甲骨→肩」の順番でアプローチを行う。
◆ とくに、最後の「肩のはめ込み」がとても重要なステップである。
ちなみに、この「肩のはめ込み」という言葉、じつは「股関節」でも大切でして、
詳しくは、お尻痩せダイエットが効かない理由は股関節だった!でも出てきます。
⬆︎ヒップにお悩みの方は、ぜひこちらの記事もご覧くださいね!
では最後に…
なぜ、二の腕痩せには「肩のはめ込み」のステップが大切なのか?
もちろん、ここから先は次回のお楽しみということで^^
どれだけ二の腕のトレーニングをしても痩せない方にとっては、目からウロコ級の内容になるはずです。
二の腕痩せの極意③につづく・・・